背泳ぎで泳ぐのが得意なことで知られるユニークな水生生物であるマツモムシ。

今回はマツモムシの繁殖方法、そして孵化について紹介していきます。

マツモムシはどのようにして子孫を世に残していくのでしょうか。

マツモムシ 繁殖 卵

マツモムシの繁殖期は?

マツモムシの繁殖期ですが、繁殖期は温かくなってくる春となります。

水生昆虫たちはマツモムシもですが暖かくなる春に繁殖の時期を迎える種類が多いです。

マツモムシは水生植物(水草など)の茎や葉、落ち葉などに産卵していきます。

メスとオスとで交配を行っていくのですが、交配を行った後だいたい1週間くらいで産卵を行うのだそう。

もしマツモムシを飼育していて繁殖させたいという方は、オスとメスとを一緒に飼育するようにするといいでしょう。

ちなみにマツモムシはオスメスの区別が分かりやすい水生生物なんだとか。

オスは腹部の先端がV字に凹んでいます。

しかしメスの場合、腹部の先端は凹んでおらず直線状になっています。

オスメスを見分けたい方は腹部を見るようにして下さい。

マツモムシは背泳ぎで動いているので腹部は見やすいと思います。

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マツモムシの卵って?

マツモムシが産卵した卵についてですが、黄白色から乳白色といった色となっています。

卵は丸々していなく、長いのが特徴で、1つの卵の長さは約2㎜です。

アメンボの卵よりもやや大きいくらいなんだそうです。

マツモムシは卵として生まれてから約10日で孵化します。

観察した人がいうには、卵が割れ始めてから完全に孵化するまでに約30分もかかったそうです。

孵化したマツモムシの幼虫は生まれたばかりは色素が薄いです。

そしてとても元気で孵化してすぐに泳ぎまわるのだそう。

まとめ

今回はマツモムシの繁殖、そして孵化について紹介していきました。

  • マツモムシの繁殖期は4月
  • 水草などの水生植物の茎や葉、落ち葉などに卵を産みつけていく
  • オスは腹部の先端がV字に凹んでおりメスは腹部は凹んでなく直線である
  • 卵の色は黄白色~乳白色で約2㎜と長いのが特徴である
  • 卵は約10日ほどで孵化していく

いかがでしたか?

マツモムシについてより知ることができたのではないでしょうか。

水生昆虫の孵化なんてなかなか見れるものではありません。

飼育する際にはぜひオスとメスとで飼育していって欲しいなと思います。

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