生息数の減少しているゲンゴロウを効率よく採集するには、採集トラップのような装置を設置するのがいいでしょう。
むやみに池などをかき回すよりも優しい方法ですよね。
そのためには、ゲンゴロウの習性やトラップについてよく知っておくことが必要になるでしょう。
ここでは、ゲンゴロウの採集トラップの作り方や設置方法、そこで使用する餌などについてご紹介します。
ゲンゴロウの採集トラップの作り方は!?
採集トラップとは、ゲンゴロウをおびき寄せて捕まえる装置になりますが、これをペットボトルで手軽に作る方法をまずご紹介します。
作り方は非常に簡単で、ペットボトルの頭の部分を切り取り、それを反対向きにして本体に差し込むという方法になります。
本体にゲンゴロウが好む餌を入れておくのがポイントになるでしょう。
これをゲンゴロウが生息していると思われる水中に設置しておき、しばらく時間おいて確認に行けばいいそうです。
仕掛けて回収して・・・を繰り返すうちに、ゲンゴロウが採集できるかもしれません。
ドキドキしながらトラップの中にいる生き物を確認するという楽しみもあるというわけですね。
ゲンゴロウのトラップに使う餌は!?
ゲンゴロウの採集トラップを作る上では、おびき寄せるために入れる餌を何にするかがとても重要になります。
ゲンゴロウが好む餌の中でも、特に食いつきのよさそうなものを選ぶといいでしょう。
生魚の切り身や、オキアミや煮干しなど臭いが強いものもいいですし、釣りで使用する『まきえペレット』も効果があるそうです。
このまきえペレットには、集魚効果の高いオキアミエキスや魚粉などが配合されていてかなり強烈な臭いを放つようですが、比較的手軽に入手できますので試してみる価値はありそうですね。
まとめ
ゲンゴロウの採集にはトラップを作成して設置するのが有効であることがわかりました。
ペットボトルを切るだけの作業ですので、手軽に作れそうですね。
注意点としては、トラップに入れる餌はゲンゴロウを引き寄せやすいものを選ぶこと、またゲンゴロウが生息している可能性が高そうなところに設置することなどでしょう。
親子で楽しく採集ができそうですので、夏休みの課題などにも役立ちそうです。