ゲンゴロウはとても有名で、特に昆虫に興味があるという方ではなくても知っているかと思います。

ガムシも同じような形の昆虫で、好きな人なら知っているでしょう。

しかし、昆虫好きの方の中でも、ガムシとゲンゴロウの違いってハッキリとは分からない方も多いと思います。

かなり興味があり、調べていないとなかなか詳しくはならないですよね?

昆虫が好きならせっかくなので覚えておくと、見つけた時にとても嬉しくなると思いますので是非覚えてみてください。

ガムシ ゲンゴロウ 違い

ガムシとゲンゴロウの違いとは?

ガムシもゲンゴロウも水性昆虫といい、水中や水面で生活する昆虫の事です。

もちろん、水中で生活しているので泳ぐことが出来るのですが、ゲンゴロウはとても泳ぎが上手なのに比べ、ガムシは下手なのです。

スイスイ泳ぐというよりも、小刻みに早歩きをするといった感じ。

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大きさはさほど変わりませんが、見た目を良く見てみると、体の色がゲンゴロウは縁(ふち)のあたりが黄色く体は緑色。

そして、ガムシに比べてツルっとしていてスマートな印象です。

対してガムシは、体は黒く、少し丸みを帯びていてポテっとしています。

「ガムシは泳ぎが下手でずんぐりむっくり」なんてよく言われていたり。

この色の違いはわかりやすく、黄色く縁取りされているのが「ゲンゴロウ」です。

触覚も違いがあり、ガムシはカブトムシのように短くて先が太い。

ゲンゴロウは長くてムチのように伸びています。

ガムシは雑食で寿命は半年~1年程度、ゲンゴロウは2~3年と少し長くなり肉食です。

まとめ

パっと見たところ、同じように感じる昆虫でも実は違いがたくさんあります。

実際に色々と知ってみると、「こんなにわかりやすいの?」といった感じですね。

わかった上で観察してみると、より面白いはず。

水田や池、沼などで見つけた時に何の種類かわかると楽しさ倍増です!

気を付けて見てみると、そこにはたくさんの生き物が生息していて、人間と同じようにみんな様々な特徴があり、頑張って生きています。

ただし、ゲンゴロウは地域によっては絶滅危惧種に指定されているので注意が必要です。

特に西日本では減少が著しいとのことなので、大事にしてあげてくださいね。

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