ゲンゴロウは鮮やかな緑色の体に白いラインが特徴的で鑑賞性も高いため、ペットとしても人気が高いといわれます。
飼育の際にはまずは水槽をはじめとする環境作りが必要になりますが、最適な水槽はどのようなものなのでしょうか。
ここではゲンゴロウの飼育に適した水槽の大きさや選び方についてご紹介します。
ゲンゴロウの飼育に適した水槽は!?
ゲンゴロウは優れた遊泳能力を持っているので、小さな水槽では壁に激突してしまう危険があります。
理想のサイズは60㎝程度といわれ、最低でも45㎝程度の水槽から選ぶのがいいでしょう。
水槽が大きめの方が、水質の保持などの対応がしやすいというメリットがあるともいわれます。
また、飛ぶこともあるため脱走防止のための蓋を準備しておいた方がよさそうです。
基本的には飼育がしやすい部類なので、水質保持のためのろ過機やエアレーションがセットになった観賞魚の飼育セットなどを購入すれば、初心者でも手軽に始められるのではないでしょうか。
プラスチック製の大きめな容器で手軽に始めるのもいいですが、いわゆるアクアリウム用の水槽でゲンゴロウが住みやすい環境を整えてあげ、長く飼育を楽しむのがオススメです。
他にも、水槽の底に砂などやソイルを敷き、甲羅干しや冬眠の際に必要になる流木や石を設置すること、足場や産卵などに使える水草類もあるといいですね。
またカルキ抜きした水を使うことも大切でしょう。
カルキ抜きには薬品を使って短時間で行う方法や、数時間から2~3日の間日光に当てておく方法などがありますので、お好みの方法で行うようにします。
水質は弱アルカリ性から弱酸性まで比較的幅広く対応できそうですが、食べ残しなどを放置したことにより弱酸性になっている飼育水は、水カビなどが発生しやくすなってゲンゴロウの健康を脅かすことになるかもしれませんので注意が必要でしょう。
まとめ
ゲンゴロウは泳ぎも飛ぶのも得意なので、まずは十分な広さのある水槽と脱走防止のための蓋を用意することが必要になるのですね。
アクアリウム用の飼育セットを購入すれば、水質保持のための機材もついてくるので、初心者の方でも気軽に飼育を始められそうです。
ゲンゴロウは比較的飼育がしやすいといわれますが、水質の保持には十分気を付けて、定期的なメンテナンスを行うことが大切でしょう。