水田や用水路に生息しているミズカマキリは全国各地で姿を見ることができます。
今回は水生昆虫が大好きだというあなたのために、ミズカマキリの飼育方法について紹介していきます。
飼育にはなにが必要?
エサは?
など飼育に関することをまとめていくので飼育を考えているという方はぜひチェックして下さい。
ミズカマキリの飼育
ミズカマキリを飼育するために、まずは事前に準備しておいてほしい飼育グッズを紹介していきます。
まず必要となるのは飼育ケースです。
飼育ケースは一般的なプラスティックのもので問題ありません。
しかし注意する点が一点あります。
ミズカマキリは飛行能力が大変高い水生昆虫です。
そのため蓋がしっかり締まるケースを用意しましょう。
そして水草等も必要となります。
飼育ケースの中に水と水草を入れてセッティングしてからお迎えするのが望ましいです。
水は水道水をそのまま使用しないように注意して下さい。
日光に当ててカルキ抜きをしてから使用するようにしましょう。
水草は池などから取ってきても、ペットショップなどで販売されているものを用意してでも構いません。
エアーポンプなどは必要ないので飼育するための環境はすぐの作ることができるといえるでしょう。
飼育に欠かせないエサについて紹介していきます。
ミズカマキリは肉食で生きたものしか食べないんだとか。
そのため生きたメダカやオタマジャクシを捕まえて与える必要があります。
近くにメダカのいる川やオタマジャクシがたくさんいる水田などがあればいいですがそうでない場合はエサの捕獲が大変です。
自分の住んでいる環境を見直してから飼育するかどうか決めるようにして下さい。
ミズカマキリは冬眠をする水生昆虫です。
10月~11月といった寒くなる時期になると動きが鈍くなってきて冬眠します。
冬眠の時期になったら屋外に飼育ケースを置き春が来るのを待ちましょう。
屋外に置く時は、直射日光が当たらないそして雨が入ってこない場所が望ましいです。
まとめ
ミズカマキリの飼育について紹介していきました。
- 飼育ケースと水草、水があれば飼育可能
- 飛行能力が高いので蓋付きのケースを用意しよう
- 肉食で生きたもの(メダカやオタマジャクシ)しか食べない
- エサが確保できる環境でないと飼育は難しい
- 冬眠を行うので冬には屋外へ
いかがでしたか?
ミズカマキリの飼育はなかなか難しそうです。
飼育する時にはしっかりエサを与え育てることができるのか考えてから飼育するようにして下さい。
そして飼育するからには責任を持ちましょう。