コオイムシは、水中昆虫の一種です。
メスの方がサイズが大きい場合が多いのですが、基本的にはオスメスの体格にあまり差がない事が特徴です。
名前の由来ですが、メスがオスの背中へと卵を産む事からつけられています。
ですから、漢字で書くと「子負虫」となるのです。
とても個性的な名前ですね。
しかも、卵の数は100個以上にもなります。
もちろん、その間のオスは飛んだりもできませんし、泳ぎすら上手にできません。
それで「子負虫」なのですね。
では、そんなコオイムシの幼虫はどのようにして飼育をするのでしょうか。
また、エサはどのようなものを食べるのでしょうか。
コオイムシの幼虫、飼育方法は?
コオイムシの幼虫は、孵化したら単独飼育をしてください。
単独飼育とは、一頭づつで飼育を行う事です。
なので、多少の手間がかかったり、スペースも必要となってくるかもしれません。
それがどうしてもできない場合は、幼虫が隠れる事のできるスペースが必要です。
親と飼育している場合でも、幼虫同士で飼育している場合でも同じです。
隠れる事のできるスペースは、水草などが良いとされています。
ちなみに、生息している環境も、水草の茂った場所です。
水草は、残留農薬のない水草が良いかもしれません。
農薬はやはり使用していない方が生き物の体には良さそうですよね。
もちろんペットショップなどで購入すれば、どれが農薬の使用していない水草なのかは分かると思います。
しかし、いくら水草を用意しても危険な場合がある事も事実です。
一番のオススメは単独飼育ではないかと思います。
コオイムシの幼虫、エサは?
エサは、ボウフラや巻貝などを食べます。
その他、水生昆虫、メダカなども捕食をします。
その中でも巻貝が一番好きなようで、成虫、幼虫のどちらでも食いつきがすごく良いです。
毎日巻貝を与えるのは難しいでしょうが、巻貝はインターネットの通販でも購入する事ができます。
まとめ
コオイムシは、メスがオスの背中に卵を産むという事で、とても個性的な昆虫ではないかと思います。
なんだか、イクメンという言葉の似合う昆虫ですね。
また、100個以上もの卵を産み付けられるというのも、少し驚いてしまいます。
とても珍しいですし、是非一度、その姿を見てみたいなと感じますね。