水面に主に生息している水生昆虫、水生昆虫にはさまざまな昆虫がいますよね。
今回紹介するのはマツモムシです。
マツモムシは水田や池、水たまりなどさまざまな場所に生息しているため、見たことがあるという人も少なくないのではないでしょうか。
今回はマツモムシの飼育方法について紹介していきます。
マツモムシの飼育方法とは?
マツモムシを飼育するためには、まず飼育するために必要となるものを揃える必要があります。
・飼育ケース
飼育するうえでまず用意して欲しいものはケースです。
ケースはプラスチックケースをおすすめします。
マツモムシは小さいので、小さいケースで充分です。
・エアーポンプ
あってもなくてもどちらでもいいですが、エアーポンプがあれば水が汚れにくくなるので水を換える手間が少なく済んでいいかなと思います。
では飼育方法ですが、飼育ケースに水、用意するのであればエアーポンプを設置するだけです。
この時の水ですが、水道水をそのまま飼育ケースに入れて飼育することは絶対にやめて下さい。
私たちが普段使用している水道水にはカルキが入っており、これは水生生物たちにとって良いものではありません。
井戸水が出るのであればそのまま使ってもらっていいですが、水道水しか用意できない場合はバケツなどに水を入れ日光に当てカルキ抜きしてから使用するようにしましょう。
カルキ抜きする時間はだいたい半日くらいでOKです。
水が汚れてきたら新しいものと交換するようにして下さい。
マツモムシのエサは?
飼育する上でエサは欠かせません。
自然界に生息しているマツモムシは、
- メダカなどの小魚
- オタマジャクシ
- 小型の水生生物
などを食べています。
そのため飼育しているマツモムシにもこのようなエサを与えるのが一番です。
しかしこれらは捕獲する必要が出てきます。
そのため面倒です。
そこでマツモムシに与えるエサとしておすすめしたいのはボウフラです。
ボウフラはベランダなど外に水を入れたバケツを置いておき放置します。
すると数日後に蚊が卵をそこに産みボウフラが発生するようになります。
発生したボウフラをエサとして与えるようにしましょう。
そうすることでお金をかけずに餌をゲットすることができますよ。
しかし注意して欲しいことがあります。
それは与え方です。
実はかなり面倒で、ピンセットでマツモムシに直接エサを与える必要があるんです。
エサが水面に沈んでしまわないようにしてエサを与えなければなりません。
マツモムシを飼育する時はエサやりが面倒なことを頭に入れ、それでも飼いたいかどうかよく考えてから飼うようにしましょう。
まとめ
マツモムシの飼育方法について紹介していきました。
- 飼育する前には飼育するためのケース、水を必ず用意すること
- エサはボウフラがおすすめ
- 与える時はピンセットでエサを掴みマツモムシの口に持っていこう
いかがでしたか?
飼育がかなり面倒な水生昆虫ではありますが、背泳ぎで泳ぐ姿は水生昆虫好きにはたまらないものがあります。
一度飼ってじっくり観察してもいいかもしれませんね。