タイコウチは、日本全国に分布していますが、北海道では捕る事ができません。

大きさは30~35mmくらいです。

似ている昆虫としてコオイムシやタガメが挙げられますが、50~65mmのタガメよりは半分強程度小さく、17~20mmのコオイムシよりは少しだけ大きいです。

体の色は薄い褐色をしています。

メスの方が一回りほど大きいといわれています。

水際のコケ、泥中へと産卵するのが特徴で、2週間程度で孵化します。

脱皮は5回行い、7月から9月の間に羽化します。

そんなタイコウチ、どのように飼育をしていくのでしょうか。

また、エサはどのようなものを食べるのでしょうか。

タイコウチ 飼育 エサ

タイコウチの飼育方法やエサは?

まず、飼育をするには用意をしなければいけない物がいくつかあります。

もちろん、タイコウチのお家となる入れ物。

それから水草オアシスです。

入れ物ですが、水槽でも良いですし、飼育ケースでもかまいません。

水深は浅めにしてあげてください。

このように水深の浅い容器は場所をとらないというメリットがあります。

しかし、タイコウチは飛ぶ可能性があります。

ですから、飛んでしまってタイコウチが逃げてしまわないように、きちんと蓋のしまる入れ物を準備してあげてください。

水草やオアシスは、タイコウチが足場にします。

泳ぎもあまり上手ではないので、水草に乗ったり水草を掴んだりもします。

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次にエサですが、タイコウチは生きているものしか食べないのが特徴です。

小さなサイズのメダカ、ダンゴムシ、ミミズも食べます。

それから、飢えにも強いのが特徴の一つです。

エサといえば毎日与えるというイメージが強いかもしれませんが、2~3日に一度のペースで十分です。

まとめ

タイコウチは、タガメとコオイムシの真ん中くらいの大きさなのですね。

泳ぎがあまり上手ではないという事で、水草に捕まって泳ぐというのがとても可愛らしいですね。

また、エサについてもあまり心配する事はなさそうです。

このような昆虫ですから、飼育は比較的簡単だと言われています。

入門種であると言っても過言ではないようです。

水中昆虫を飼育してみたい!という方、是非飼育の検討をしてみてはいかがでしょうか。

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