ガムシと言えば、水性昆虫の中でも生命力が強いので、飼育している人が多く人気があります。

生息している場所の水質が悪化しやすいところが多いために、生きる力が強いと言われています。

とても小さく、可愛い昆虫なのですが、実際のところ簡単に飼えるのか?

初心者でも飼育出来るのかを調べてみました。

ガムシ 飼育 餌

ガムシの飼育の仕方とは?

まずはガムシ自体をどこで手に入れるかですが、生息地は沼・池・水田などになり、それほど珍しい昆虫ではないので近くにある方は行ってみるとすぐに見つけられると思います。

藻類や水草も好きなので、生い茂っているところを探してアミですくうと捕れたりもします。

今では、店頭だけではなくネットショップなどでも生体を販売しているので、購入することも可能です。

ガムシだけで飼育する場合、ケースは小型のもので十分です。

この飼育内容は他の水生昆虫であるゲンゴロウなどと同じなので、ご存知の方はそのままで大丈夫。

水温は25度程度なので、人が普通に生活していれば問題はないと思います。

特にヒーターやクーラーなどは必要なく、おく場所が温度差の激しい所でなければ良いです。

触覚を水面に出して呼吸をするため、水面付近に届く水草や岩場を設置します。

ガムシは大食漢の子が多いので、食べかすなどで水が汚れやすいため、水換えは気にするようにしてください。

そして換えるときには必ずカルキ抜きをした水を使用します。

生命力は強い方とはいえ、汚れたままの水で暮らしていると、水カビや細菌がつき、体が弱ってしまうことがあるので注意が必要です。

そして、ケースについてひとつ重要な事があります。

ガムシはスイスイと泳げず、バタバタしているイメージがあると思いますが、飛ぶ力が強いので軽い蓋や、ずらして置いていたりすると脱出してしまう可能性が大です。

蓋はきっちり閉めるようにしてくださいね。

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ガムシの餌はどんなもの?

ガムシの幼虫は肉食で成虫は雑食です。

基本的に藻類を好みますが、雑食のため茹でた葉っぱや水草なども食べ、肉質なものは小魚の死体などをかじったりして食べることがあります。

そして、食欲旺盛のため、食事としてではなくちょっと入れておいたはずの水草がなくなってる!

なんてこともあるようです。

草食性の強い雑食なので、水草はたくさんある方が良く、枯れ葉なども食べます。

繁殖期のメスは産卵を行う為に、動物性の餌を好みます。

まとめ

飼育に必要な物も手に入りやすく、育て方や餌も簡単で飼いやすいと思います。

ペットとして昆虫類の何かを育ててみたいという初心者の方にもお薦めです。

他の水生昆虫と一緒に飼育することが出来る種類も多いので、ガムシからスタートして、色々と増やしてみても楽しいですね。

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