トビケラは水生昆虫です。
トビケラの幼虫はいさご虫と呼ばれています。
かなり古くから存在する昆虫で種類も多いのです。
そんな水生昆虫のトビケラを飼育するには何を準備する必要があり、どんな点に注意が必要なのか、調べてみましょう。
トビケラの幼虫の飼育方法は?
トビケラの幼虫を飼育するには、水槽が必要です。
次にどの種のトビケラを飼うかを決めて、そのトビケラがどんな巣をつくるタイプかきちんと調べておかないといけません。
水流をどうやってつくるかが大切となってきますが、そこには、外部フィルター等を使った方がいいです。
私が調べた所、約6000円程で販売されています。
次に水温ですが、いさごは水温が高いと弱いので、20度以下にする様に水温調節していく必要がありますので、確実なのは水槽に水温計を入れておく方がいいですね。
水が汚れることに弱いのですが、これは先ほどあげた外部フィルターで予防できます。
水換えですが、1週間に三分の一くらいの量を変える事が大切です。
その際は水温にも注意しないといけません。
夜行性の昆虫なので、光をさけ暗い場所に置く様にしましょう。
幼虫は5回ほど脱皮を繰り返して羽化しますので、頃合いを見て木を置いてあげましょう。
脱皮をしない場合は水温、水流、餌など環境を見直して改善しましょう。
成虫になるためには、止まり木が必要なので流木や乾燥した木の枝を水面に出るよう置いておきましょう。
木や流木からはカビが出やすいので、注意しないといけません。
飼育するにはよく観察しましょう。
トビケラの餌は?
殆んどのトビケラの成虫は幼虫期に蓄えた栄養で生きています。
樹液を摂取するトビケラの種類もいます。
しかし、成虫のトビケラには口がないので摂食する事がないのですよ。
一応幼虫の餌をあげておきましょう。
ほぼ有機物を食べていて、水質をきれいにする働きをしています。
幼虫の餌は石の表面の藻、落ち葉、他の水生の小動物がよく利用されます。
苔の仲間を食べる物までいますが稀です。
まとめ
トビケラには本当に色んな種類があるので、どのトビケラの幼虫を飼育するかで環境の整え方が違ってきますね。
なぜなら、幼虫の巣の作り方がちがうからです。
定住型と移動型があるし、巣をつくらない物もいますね。
その中でも種類によって巣の作り方が違ってくるからです。
まず自分が飼育するトビケラの巣の生態を知っておかないといけませんね。