北から南までの日本各地に生息しているギンヤンマ。

自然が満ちあふれている場所に限らず、都会の公園や学校のグランドなどで姿をみることができます。

日常の生活の場所でギンヤンマは生息している訳ですから、ギンヤンマのヤゴを採集するのも特別むずかしいことではないといえるでしょう。

ここでは、ギンヤンマのヤゴを採集するための場所や道具、注意点についてみていきましょう。

ギンヤンマ ヤゴ 採集

 

ギンヤンマのヤゴの採集に適した場所や用意するもの

ギンヤンマの繁殖と産卵は4月~9月の期間で、産卵場所は平地や山村の池や沼、水田のほか、学校のプールや都心部の公園などさまざまです。

当然、ギンヤンマのヤゴもこのような場所にいる訳ですから、ヤゴの採集には身近で行きやすいポイントを選択するべきでしょう。

ヤゴの採集に必要な道具は網とヤゴを入れる容器が基本です。

これだけあれば、ヤゴの採集はできますが、ギンヤンマのヤゴは水田や池、沼など濡れたり汚れたりする場所にいるため、その場所に適した服装が理想的です。

一般的な網で採集はできますが、池や沼などで採集をする場合にはステンレス枠などの丈夫なタイプを選択するべきでしょう。

ギンヤンマのヤゴは、水中や水面付近の水草や杭にいることが多いため、採集のポイントとして水草周辺を重点的に探します。

採集したヤゴは容器に入れますが、できれば別々に入れた方が良いでしょう。

なぜならば、狭い容器内で多数のヤゴがいる場合、共食いが発生する可能性があるためです。

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上手に気持ちよくヤゴの採集をおこなうための注意点として、小さな子供だけでの採集は万が一のアクシデントのために避けることが挙げられます。

また、水田などは私有地ですから、近くの人に一声かけてから入るのがマナーであることを心掛けましょう。

目的のヤゴがいると夢中になって採りすぎてしまう場合があります。

過度な採り過ぎは、その場所の環境や生態系に悪い影響を与えるため控えるべきです。

まとめ

ここまで、ギンヤンマのヤゴの採集についてみてきました。

ヤゴの採集は専門的な道具も不要で極端に危険な場所に行かずとも十分にできます。

いくつか気を付けることはありますが、適した場所や道具を用いることで体験することができるため、家族や友達との良い思い出になるでしょう。

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