トビケラの幼虫はいさごと呼ばれます。
トビケラの歴史は古く2億年前からその先祖が存在していました。
なので、ある意味生命力のある生物と言えるでしょう。
その幼虫の種類も日本で400種類以上もあると言われているんですよ。
トビケラの幼虫の特徴
一般的にはいもむしの形をしています。
脱皮を5回繰り返し羽化します。
その大きさは数限りなくあります。
よく知られている物を紹介しましょう。
●トビケラ目
・ナガレトビケラ科
ナガレトビケラ属の一種:15mm:1年中。
・ヒゲナガカワトビケラ科
ヒゲナガカワトビケラ:40mm:1年中。
・シマトビケラ科
シマトビケラ属の一種 :15mm:1年中。
コガタシマトビケラ属の一種:10mm:1年中。
・トビイロトビケラ科
トビイロトビケラ:23mm:1~5年。
・エグリトビケラ科の一種
40mm:1年中。
・ホソバトビケラ
22~30mm。
・エグリトビケラ
巣は6cm。
トビケラの種類は?
トビケラの種類は本当に色々です。
上記のほかにも
- ニンギョウトビケラ
- フトヒゲトビケラ
- アシエダトビケラ
- フトヒラ
- アシダトビケラ科
具体的に挙げていったら切りがないのです。
なにしろ全世界で45科もいるんですが、その中で29科が日本でしかも500種類以上が生息しています。
科でいくと、
- カワリナガレトビケラ科
- カワトビケラ科
- イワトビケラ科
- ヤマトビケラ科
- ヒゲナガカワトビケラ科
- シマトビケラ科
- アミメシマトビケラ科
- マルバネトビケラ科
- エグリトビケラ科
- ケトビケラ科
- クロツツトビケラ科
- ニンギョウトビケラ科
- ヒメトビケラ科
- カタツムリトビケラ科
- カクスイトビケラ科
- キタガミトビケラ科
- アシェダトビケラ科
- フトゲトビケラ科
等等です。
なのでもし飼育したいという種類のトビケラがあれば、どの科のトビケラでどういった生態、特徴があるのか、特に幼虫時代が、大切なので水温や水流をつくり、どのタイプの巣を作るのかそのためには何を準備しないといけないのか、といった事も把握しておかなければいけないでしょう。
まとめ
トビケラの幼虫の大きさは様々ですが、特徴としては、河原の石の下にいるくらいですから、概してそんなに大きな昆虫ではありません。
特徴としては、約2億年前に祖先を持ち、色々な経過を持経て現在のトビケラ目になりました。
トビケラの種類は日本では約500種位あります。
トビケラの幼虫を飼育するときは巣の作り方に2パターンあるという特徴があるので、自分の飼育するトビケラの巣の作り方がどうなっているか、生態はどうなのかというのを把握しておく必要があるでしょう。